女一人暮らしの引越し
私は東京在住８年くらいの社会人です。8年の間に都内で３回ほど引越しをしていますが、毎回引越しのたびに思うのが、女一人で全部やるのはつらい、ということです。憧れの東京一人暮らし、おしゃれなインテリアの中で暮らしたい、そんな思いは田舎者なら誰しも思うでしょう、私もそうでした。
住んだ部屋は小さな部屋でも、照明器具に凝ってみたり、生活に必要なさそうなオブジェがあったりといったことです。それが引越しのときに問題となります。
たとえば、ランタン。私の部屋の天井の電気はランタンでした。通販でお洒落な模様のランタンを購入し、天井の照明器具を付け替えていました。引越しの際、これを取り外さなければなりませんが、椅子に登っても手がとどきません。ベッドをずるずると移動させてその上に椅子を置いてやっと取り外しができました。
次に引越しの手配ですが、最後の引越しは都内を引き払って広島の実家へ戻るための引越しでした。そのため、多くの電化製品が不要となります。リサイクルショップで売れば引越し代の足しになるかなと思っていましたが、誤算でした。まだ買って1年半のピカピカの冷蔵庫は、買い取れないとのこと。洗濯機もです。１年以上使った電化製品は値段がつかないのだそうです。廃棄するしかない大型ゴミのため、引き取りに数千円もかかるとのことでした。次の人につかってもらおうと隅々まで掃除してとても綺麗な状態だったのに、廃棄しかないと言われてとても悲しくなりました。結局冷蔵庫も洗濯機もお金を払って引き取ってもらい、ベッドや間接照明などもすべて処分にお金を払うことになりました。３万円くらいかかったと思います。引越しってお金がかかるものだと痛感しました
リサイクルショップに生活用品を引き取り完了してしまうともうその部屋では生活できないので、引越し業者の来る日とリサイクルショップ引取り日は同じ日を設定しました。たまたま同時刻に来てくれたので、これは引き取りにこんなにお金かかります、じゃあ栃木に持って行きます、これはもう載りません、じゃあ売ります、というように当日臨機応変に要る物要らない物を選別する事ができました。私は人生のうちで何回も一人で引越しを経験しているので慣れていて手際は良いほうだとは思いますが、全部同じ日に済ませてしまうのが、面倒がなくて良いと思いました。少しずつ荷物をダンボールにまとめて、ぜんぶで１週間程度で引越し準備は完了です。
あと、結局、その後広島市内でも、一人暮らしをする為の引越しをしたのですが、距離がどんなに近くても、引越しは引越しだなーと感じたことも色々ありました。
それでも一番面倒だったのは東京から広島へ戻る時の引越しでしたね。本当に大変でしたから。
